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「オートフィーダー」新開発 2009-02-28
(株)上田紙工機が無人給紙方式で完成

ユニプラテン「SUシリーズ」「EUシリーズ」で著名な(株)上田紙工機(静岡市駿河区丸子新田160 電話/054-259-0830、FAX/054-259-0863 上田司社長)では2月19日〜21日の3日間、本社工場で新開発の「オートフィーダー」の公開運転を行った。この試運転には、全国の段ボール会社数十社が見学に訪れ、熱気あふれる公開運転となった。

同社は「独自の技術開発力で世界に1台の機械を創る」がモットーの開発型自動打抜機メーカーである。今回開発のオートフィーダーは「SU-1700」用の仕様だが、SUシリーズの既設マシンの全てに連結可能となっている。

給紙方法は「反転ラップ方式」。最大用紙寸法が1100×1620mmと流れ寸法も最大級の給紙が可能で、最小用紙寸法は340×600mm。また、給紙部のシート積上げ高さの最大(地上から)が2630mm、最大シート積上げ高さ1500Hで使用対象シート(段ボール専用)はE段・B・A・ABとなっている。

この新開発の最大の眼目が無人給紙。つまり、既設の「ユニプラテンSU」に設置の場合でいうと、現状のオペレータを増員せず、マシン運転の合間にオートフィーダーをセットすると、そのまま無人給紙の状態でダイカッティングが出来ること。

公開試運転当日、上田司社長は新開発の成果について、次のように語った。

『横に長いシートというのは、プリスロなどではどんどん流していますけれど、奥行きのあるシートというのは手でやるにしても扱いが悪いし、まして機械でやるとなると、もっとやり難いわけですが、それを最初に給紙台のところで揃えてやったら、あとはもう無人でワンパレットが終わるというのが本来の考え方です。それが、目下のところ全く問題ないし、まあ、Bフルートの最大の紙も通して見ましたが、問題ないです。こんなことを言うとヘンかも知れませんが、余りにもうまく行き過ぎるので、なにか、どこか問題がないかと、躍起になって探し回っているような毎日です。
薄物ではE段も格別変わらないと思っていますが、E段は給紙方式がこういうやり方と違って、ボトル給紙でロールフィードやサクションですから、通常はB段までが主体でしょう。開発の最初の動機はお客さんからの要望です。それ以前から、考え方は幾つか持っていましたから、やる以上は人手を必要としない機械、途中で手を入れなくても無人で流れる機械、ワンマン操作のフィーダーを目指しました。それが完成したと考えております』。

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