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中国主体、IP検証結果の概況 2009-05-30(第1031号)

中国IP解析1中国IP解析1

中国IP解析2中国IP解析2

2001年の中国のWTO加盟を機に、以後、日本から中国への工場移転というか、むしろ産業移転のような雪崩現象が起こりました。もう10年近い昔になりますが、段ボール会社のユーザー先の工場が丸ごと移転してしまったというようなことが、日本国内のあちこちで発生しました。

工場が移転すると、人も同時に動きます。沢山の資材部門担当者も中国に渡って、向こうの工場を動かしているのかも知れません。ここに並んだ中国のIPアドレスをみると、そういう日本からの進出工場の日本人担当者がアクセスしてきたものが相当多かろうと思われるし、その方々がどんな思いで本紙の「架け橋サイト」をお読みになっているかなど、様々なことが浮かんでくるようです。

中国はさすがに広いという気がします。北京、上海、山東省、南通市、常州市、江蘇、鎮江、無錫、杭州、蘇州、広東、南京、重慶、吉林、平湖、天津、広州、遼寧、黒竜江、青島、揚州、合肥、福清、福建、浙江などなど、勿論、みたことのない地域からのアクセスがしかも大量に届くので、これは日本人ばかりではないと合点すると同時に、日本語の不自由な人たちには、ではどんな配慮が必要かなど、今まで考えてもみなかったような事柄がふっと浮かんできたりもします。

前号で、以前の紙の新聞だけを作っていた時代と現在の新聞とウェブの二人三脚とでは、10倍とか100倍とかの単位ではなく、1000倍単位での拡大のように思えると述べましたが、その感覚を一部ご理解いただけるのではないかという気もいたします。

それから、この中国からのアクセス表をご覧になって、この量に或いは驚かれたかも知れませんが、国内からのアクセス量に比べたら、これは「九牛の一毛」とは申しませんが、それでも何十分の1とかというような分量なのです。月間100万件、年間1,500万件はそういうもの凄い量だと感じます。それと、バイドウ(百度)からのアクセスですが、驚かれるアクセス量の大部分がチャイナ・テレコムとか、チャイナエレコムなどからのプロバイダー扱いなのだということも、IP検索ではじめて知りました。

さて、「架け橋サイト」は、ほかには類例のないような形で、かなり大きめの情報媒体に育ち、国内・国外アクセスとも更に拡大しつつあります。本紙読者には近くご案内いたしますが、このツールの使い道のご検討をぜひお始め下さい。(亘理昭)