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初心 2005-10-15(第941号) ( db-jiho.jp 開設1ヶ月前に)

【開設一ヶ月前に】
2005-10-15(第941号) 本紙から中間報告 「ホームページ11月開設」

9月15日号でお知らせした通り、いま一生懸命「段ボール事報ホームページ」の制作を進めておりますが、何分にも初めての作業であることと、専門家の指導を受けながら、また本来の新聞を制作するかたわらの作業でもありますので、開設は「11月中旬」ぐらいにずれ込む見込みです。ご了承をお願い申し上げる次第です。

ところで、様々なコンテンツを実際に取り込む作業を進めているうちに、以前には考えが及ばなかったこと、気が付かなかったことが色々浮かんできました。
また、本紙が、ホームページをこのように作りますとお知らせしたことに対し非常に好意的な反応が業界から寄せられていることをご報告申し上げます。そこで、スタート前の中間報告のような形で、本紙の考え方をもう少し突っ込んでお話しして、業界のご理解を得、段ボール業界全体のために役に立つ、いわば「段ボールWebビレッジ」のようなものに育てられたらと思案している次第です。

作業を始めてすぐ思ったのは「恵まれた環境」です。
段ボール産業は、セメントとか橋梁の構造物とか、そういうものを除くと、あとはみな需要家ばかり。需要関係のない産業は探し出す方が難しいぐらいです。
こんな産業は、他に無いでしょう。ということは、普段は深く考えてもみない事柄ですが、「ワールド・ワイド・ウェブ」、つまり、世界中に広くクモの巣状に張りめぐらされたインターネット網の恩恵を、段ボールは、他の産業以上に、最高に享受できるポジションにいるということでしょう。

10年前の1995年、ウィンドウズ95が発表され、世界中の誰にとってもインターネットはそれからのものでした。わずか10年しか経っていないわけです。それが、ウィンドウズ98、2000年のミレニアム・バージョン、XPと進化して、また光ファイバーの敷設が進んで、特にこの2〜3年の間にIT環境は劇的に進化、一変しました。
つまり、段ボール会社にとって、世の中全てがユーザーばかりの上に、購買担当者のデスクには今や必ずパソコンが置いてあって、気が向けば、いつでもアクセスされるスタンバイ状態となっているわけです。

ということは、一番の問題は、この「気が向けば」ということです。どうすれば気を向けてもらえるか、振り向いてもらえるか、そのことが「段ボールWebビレッジ」の最大の課題だと考えられるわけです。

「ホームページ」は、どんな会社にもあります。しかし、どこでも共通の悩みは「アクセス数が少ない」ということでしょう。どんなホームページでも、閲覧してもらえなければ意味がありません。そして、多くの会社の公式サイトに共通しているのは、格調高く、公正で、会社概要の叙述に一点のスキもないということではないかと思います。

それはそれで素晴らしいことですが、全般的に物語性に乏しいことは否めません。先ほどの話になりますが、何度も繰り返しアクセスする気を起こしてもらうためには、目先的な面白さやストーリー的なもの、多彩な変化とか、そういう雑多なものが入れ替わり、立ち替わり出てくることが必要なように思われます。
本紙は、前回申し上げた通り、30年間に蓄積したコンテンツを拠りどころに「段ボール事報ホームページ」を開設しますが、新聞社ですから、情報の分野で、世の中の役に立てればそれでいいという単純な発想です。

"本紙独自"の自負など無用ですから、業界のみんなでごった煮を煮るように、いろんな会社が第2サイトを設けて、公式サイトとはひと味違うユーザー向けのアピールを開示されたり、人事・短信・新製品・技術など何でも、世間に広く知らせたい事柄を気楽に掲載できる広場を併設されたらどうかと考えております。

いま現在は実物をお目に掛けていないわけですから検討の仕様もないことかと思いますが、そういうように、段ボール業界の多様さを持ち寄ったサイトこそがユーザーの関心を呼び、アクセス数を大きく増やし、結果的に、各社それぞれのために役立つワールド・ワイド・ウェブになるに違いないと思っております。
それから、カラー問題があります。新聞はモノクロだけなのに、段ボールの場合は「色」が大問題です。その大事な段ボールのカラーも、ウェブの世界では、何の造作もないことです。

それと、誰でも気になるのが費用でしょう。インターネットの利用は無料の世界。ただ、コンテンツは、本紙が専門家の力を借りて作るわけで、それでも、安価な広告料程度のコストで済むと考えております。

もう一つ、アクセスを呼び込む魅力あるサイトにするためには、メンテナンスとして、ひんぱんな更新が不可欠です。自動車メーカーのマイナーチェンジ、モデルチェンジのように、基幹部分はともかく、いつも何かしら変化し、3カ月か半年ごとに全く新しいものに入れ替わるぐらいでちょうど良いかも知れません。

そういう色々なことを、実際の体験の積み重ねの中で習得し、改善して行く必要があるでしょう。ということで、もしそのようにうまく機能する「段ボール・ウェブ村」ができれば何よりですから、ぜひ皆さまのご支援とご協力を心からお願い申し上げる次第です。

平成17年10月15日 段ボール事報社 代表 亘理 昭