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まさに波瀾万丈の一年 2007-12-25(第997号)

▼平成19年10月度の段ボール統計月報が発表された。同月の生産は12億8,462万m²、前年同月比4.5%増と、近年には珍しい4%台半ばの増加となっている。

▼理由の一つはカレンダー効果。つまり今年10月の稼働日数が前年同月より1日多いこと。だが、需要項目ごとの状況を見ると、累月マイナスだった青果物が10.2%増とか、薬品・化粧品や加工食品が8%台の増加、更に「包装用以外」がなんと28.5%増などとなっていて、値上げに伴う仮需による増加が一目瞭然の状況となっている。

▼注目の段ボール平均単価は、シートが前月比3円アップ。だが、ケースは50銭アップに止まっていて、まず序盤段階が統計数字に現れた形。今次値上げはユーザーの製品値上げとの絡みが加わって、明春ごろまで上昇の形で推移しそうである。

▼今回値上げでは「最大の眼目は青果物と飲料の安値修正」と言われた。その青果物は早々と10月〜11月に全面決着、身内同士にも似た相身互いの"暖かい関係"を再び証明して見せた。だが、飲料はまだ。日本人がペット入りの水やお茶におカネを使うようになって、未だ10数年。青果物包装転換以来50余年との違いか、"冷たい関係"なのか。

▼「アタマ隠してシリ隠さず」でした。前号5めんのPDF(第996号5面)を本紙サイトに掲載したところ、折角A2サイズを左右7cm×タテ10cmに縮小したビジターのリストが倍率1000%ぐらいで丸見え。

▼紙媒体では絶対に見えないものを、デジタルなら軽々と越えてしまうという現実でした。本紙はこの失敗をむしろ前向きにとらえ、月間100万件のアクセスの風圧がどんなものか、直接お目に掛けることでご認識をいただきたいと考え、新メニューの「番外日誌」にはズームアップで簡単に見えるように設定しました。

▼2007年は、本紙もまさに波乱万丈の一年でした。