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加工賃修正は大きな功績、紙に間違った動きは無い 2008-01-15(第998号)

山本副社長山本副社長

賀詞交歓会では、午後1時過ぎに、王子製紙山本信能副社長(段ボール原紙委員長)が中締めの挨拶に立ち、次のように述べた。

『先ほどからお話がありましたけれど、段ボールに関して言いますと、今回のシート・ケース値上げ、特にケースの値上げのテーマは加工賃を上げる、段ボール業界の産業としての水準を上げて行くということを大テーマに取り組みましたが、王子の石田社長(王子チヨダコンテナー)のところでも全く同じようなことで、量は棄てて、とにかく中身だということで、まあ充分というところまでは行かなかったと思いますが、過去、私も何十年もこの業界を見ておりますけれど、加工賃の修正が出来たということは、これは非常に大きな功績であったという風に思っております。

段ボール原紙につきましては、ご承知の通り、この5年〜6年、市況的に非常に安定しております。段ボール原紙業界の安定は、大坪さんもよく言っておられますが、原料を含めた三位一体のものでありまして、これは特にこの5〜6年、痛切に感じているところです。いま、ちょっと最近1〜2年は、原料が極めて速いテンポで上がってきているということで、製紙業界も非常に苦労しておりますが、原料問題以上に、段ボール原紙業界の安定には、やはり段ボール加工業界がきちんと安定していただかないと難しいことでありまして、原紙業界だけで安定などということは、私は全く考えておりません。

それが長い間、実は全く逆の状態でありまして、原紙が何10年もの間、下がったり、下がったりということで、段ボール加工業界に非常にご迷惑を掛けてきましたけれども、そういう時代を経て、いま、ようやくこういうような状況にまでなってきております。

冒頭に大坪さんの方からお話がありましたが、紙のことに関して、いま少し問題があるというお話がありました。いずれにしましても、紙を崩して、紙が良くなるわけがございません。やはり、仕事で一番大事なことは中身、内容です。こういう点で、間違った動きをしているところは、私は全く無いんではないかと思いますが、今後とも、よくコミュニケーションも取りながら、特に紙の方は大坪板紙部会長の指示を仰いで、今年一年もやって行きたいという風に思っております』。