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またまた乱世が始まったのか 2008-03-15(第1002号)

▼昨年半ばまでのデフレが手のひらを返したように、このところ、世間全体で食品やエネルギーから日用品に至るまでの物価値上がり、インフレ傾向に見舞われ、もちろん、デフレも引き続いているわけだから、デフレ・インフレ混在の、何とも気分の良くない空気の中での暮らしを強いられてきている。

▼それと毎日、朝から晩までの話題がアメリカのサブプライム問題。アメリカの住宅問題は、遠い日本から見ていても、いつかは壊れるバブルとはっきり見えていたのに、数理の明るさで鳴る欧米金融機関が、われ先に紙切れの証券に変えて、人に売り、自分も買いしていたのだから、自業自得と言えばそれまでだけれども、その火の粉が、太平洋を飛び越えて日本にまでやってくる。日本ばかりか世界中に黄砂のように飛び散るのだから、なんとも言いようのない始末となってきた。

▼こんな飛んでもないことが次々に起こることから、21世紀になって何か良いことがあったろうかと指折り数えてみたら、世紀の開幕がアルカイダによるセンタービル爆破だし、次がイラク戦争、日本では大地震、グローバル化による大打撃、町では軒並みシャッター通り化するし、最近はまたバイオ・エネ騒動で、パン粉がどんどん値上がりするといった有様。

▼そんな暗い世相でも、段ボール業界は昨年、やっとの思いで、段ボール箱、加工賃値上げを何とか達成したわけだが、それで一息ついて、ああ良かったと安堵の溜め息をついたのも束の間、気がつくと、原紙部門には、更にいま第二波の原料・燃料・薬品合同の猛烈なコストアップが押し寄せて来ているのだという。

▼前2回のオイルショックの時もそうだったが、そういう流れに変わると、何度も何度もつづいてやって来ることになる。

▼どこかで、またハラをくくることになるのか。