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段原紙の生産シェア、三大グループで63.2% 2006-04-15(第953号)

段原紙シェア
段原紙シェア

段原紙の市場安定度くっきり
日本製紙連合会では、このほど平成17年(1月〜12月)の板紙会社別生産順位表をまとめ、発表した。同年の板紙全品種の合計生産量は1,205万1,133t、前年比0.4%の減少となったが、このうち1位の王子板紙及び王子製紙グループは351万6,428tで板紙全生産に占めるシェアは29.2%、2位のレンゴー(丸三製紙を含む)は217万tでシェア18.0%、3位の日本大昭和板紙及び日本製紙グループが187万t、シェア15.5%で、この3社グループの合計シェアは62.7%と、4位以下を圧倒的に引き離す大勢力となっている。また、このうち段ボール原紙については下記の通りとなっている。

すなわち、平成17年の板紙生産1,205万tのうち、主力の段ボール原紙は合計931万727tで77.3%を占めているが、これを同様に3大メーカー別にみると、上掲表の通り、王子製紙グループが256万8千tでシェア28.0%、レンゴーグループが176万4,000tで19.2%、日本製紙グループが147万tでシェア16.0%を占めており、この3大グループの段ボール原紙の生産シェアは63.2%と、板紙全体に対するシェア62.7%を更に上回る構成となっている。
因みに、平成16年の3大グループのシェアは板紙生産合計に対して62.4%、段ボール原紙は62.5%だったから、平成17年には板紙で0.3ポイント、段ボール原紙で0.7ポイントのそれぞれシェア上昇となっており、紙市場と板紙市場との最近の市場情勢の差にも、直接つながっている印象となっている。

これに次ぐ4位以下でシェアが2ケタなのは大王製紙グループの11.9%で、同グループも前年に比べて0.2ポイントのシェアアップとなっている。このほか、5位は東海パルプ、6位丸紅グループ、7位カミ商事グループと続き、上位7グループの合計シェアは92.4%に達している。