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7年前と業界環境大きく変貌 2008-11-30(第1019号)

平成20年7〜9月(第3四半期)の段ボール生産が前年同期比0.8%の減少、さらに10月速報値が前年比2.6%減、そして11月が15%以上のマイナスとされて第4四半期もとなって、4四半期連続マイナスが決定的となっている。

これは、平成13年第1四半期から5四半期連続のマイナス以来で、7年振りのこと。当時は中国のWTO加盟を機にした工場等の中国移転ラッシュで国内市場が空洞化したことによる。

また、当時は空洞化に伴う需要縮小から、この5四半期間に段ボール原紙では全品種キロ10円値下がりした。ところが今回は、最近2年間で段原紙は20円アップ、段ボールシートは13円アップとなっている。詳しくは、当時、終値でCダッシュライナーが41円、今回は66円。C5シートは当時が28円、今回は50円となっている。

つまり、平成13年には需要数量の減少に加えて価格も下落して最悪の状態だったが、今回は数量は1.2%減少だが、価格は2ケタ上昇という結果で、環境が全く違うことと、それがまた業界構造の抜本的な変革によることが特に強いイメージとして浮かんでいる。