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平成20年 段ボール原紙の会社別生産順位 2009-03-15(第1026号)

生産シェア生産シェア

日本製紙連合会では、このほど平成20年の板紙会社別生産順位表(2めん参照)をまとめ発表した。それによると平成20年の板紙合計生産量は1,179万9,538t(前年比97.7)、うち段ボール原紙は921万8千t(同97.8)となったが、世界的な景況悪化に伴い、年末には2ケタ台のマイナスまで急減状態となった。段ボール需要(生産)が14年連続130億m2のワク内に止まっていることにも象徴される通り、板紙需要の停滞ぶりは極めて深刻。その結果が7社でシェア93.6%という寡占構造にもつながった。

段ボールの生産量は、平成20年も含めて過去14年間連続で130億m2台の10億m2の範囲内に止まっている。これは、過去の例えば昭和63年〜平成元年の2年だけで110億m2台の10億m2を通過して、平成2年からは120億m2台に変わり、更に6年目の平成7年から130億m2時代が始まったことからすれば、正に段ボール産業の"成熟化"以外の何ものでもないことが読みとれるだろう。

2めんに掲載した日本製紙連合会「板紙会社別生産順位」表から段ボール原紙生産量をグループ企業別に本紙で抽出、集計したのが左掲表。平成20年の段ボール原紙の生産シェア第1位は王子板紙の244万362t、生産シェア26.4%で、うち外装用ライナーが157万2千t、生産シェア29.1%、中芯原紙が86万8千t、シェア22.7%となっている。

これに対し、レンゴー。丸三製紙のレンゴーグループは合計生産量189万8千t、生産シェア20.5%となっているが、うち外装用ライナーは82万1千t、15.2%、中芯原紙が189万7千t、28.4%と、外装用ライナーは王子板紙に比べかなり少ないが、中芯は逆に6ポイントほど多いのがレンゴーグループの現況となっている。さらに、日本大昭和板紙の日本製紙グループは段ボール原紙の合計生産量が138万1千t、シェア15.0%、うち外装用ライナーが106万t、19.6%、中芯原紙32万1千t、8.4%となっている。従って、上位3グループの合計生産シェアは、外装用ライナーで63.9%、中芯原紙で59.2%という内訳になる。

そして、4位の大王製紙グループの外装用ライナー生産量が116万4千tと王子板紙に次ぐ第2位となっているから、外装用ライナーでは、以上の上位4グループだけで生産シェアが85.4%にも達する。更に東海パルプの8.4%を加えると93.8%、つまり主要品種の外装用ライナーについて言えば、5社でほぼ全部に近い生産をカバーする状況となっている。