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平成18年〜20年急成長、21年周回軌道に乗る 2009-12-28(第1045号)

平成18年1月69,290件から12月314,977件へ平成18年1月69,290件から12月314,977件へ 平成19年1月322,538件から12月683,344件へ平成19年1月322,538件から12月683,344件へ 平成20年1月849,810件から12月1,119,168件へ平成20年1月849,810件から12月1,119,168件へ 平成21年1月1,226,523件から12月1,079,581件へ平成21年1月1,226,523件から12月1,079,581件へ

本紙サイト「段ボール事報 db-jiho.jp」を開設したのが平成17年11月ですから、今年でまる4年になります。インターネットが最初に普及し始めた95年(平成7年)或いは98年ごろは、本紙には全く無縁の世界だと考えておりました。しかし、新聞印刷の領域でもデジタル化がどんどん進んで、本紙もいわゆるDTP(デスクトップ・パブリッシング)方式により、Macのコンピュータ画面で新聞紙面を自前で制作するようになった2002年(平成14年)ごろからは、やはり無関心では済まされなくなってきたことと、自家制作したデジタルデータがそのままインターネットにコピー&ペーストの手軽さで提供できるようになったわけですから、それじゃ、やってみるかとスタートしたというのが実情でした。

ところが、第1年目の平成18年1月のアクセス数7万件が、年末には30万件を超えるという急増ぶりには腰を抜かすほど驚かされました。同時に、「IT時代」というのはよく聞く言葉でしたけれども、何10万社かといった多数のユーザー企業に囲まれた段ボール産業にとっては、この情報化時代の産物をうまく取り込んで行かなければ未来はないというように、初めて確信するに至りました。

以前にもそう書いたことがありますが、まるでロケットを打ち上げたような気分でした。翌19年には前年の2.6倍に増え、ピークの10月には92万件と100万件が目前でした。

段ボール業界は懸案の製品値上げに取り組み続けていました。ユーザーの関心も益々高まって、それが追い風となり、3年目の平成20年は6月から毎月100万件の大台を突破、年間合計のアクセス数は前年を74%も上回る状況でした。この時点、つまりリーマン・ショックの渦中の10月に、段ボール原紙のキロ10円値上げと、それにともなう段ボール製品値上げが浸透しましたが、そのときの145万件という記録はその後も破られておりません。

そして、平成21年は1月〜4月こそ前年比40〜50%増というペースでしたが、その後は伸び率が低下、マイルドな推移に変化しました。ロケットが周回軌道に達して、巡航速度で地球の周りを回りはじめたようなおもむきだと感じております。1月〜4月には「5円値下げ」がありましたが、以後は何もありません。けれども、毎月100万件台のアクセスというのが、周回軌道上の巡航速度になった様子です。

ところで、5月ごろ、以前から気になっていたログ解析表の中の乱数表(上掲図参照)がコンピュータ一台ごとに付番された番号、つまり企業名なのだということを初めて知りました。これがアクセス記録のうちの3割か4割を占めていてA4サイズの1ページ50行で印刷すると20数枚になります。延べの長さにすると3メートルほどです。それ以来、これをみんな解読しようと決心して、平成18年1月以降の分をみんな集めました。総数では30万件以上です。一太郎とエクセルを交互に使って、重複データを削除し、結局、6万件あまりのIPアドレスを解析して、どんな方々がアクセスして下さっているかを全て確認しました。

新聞制作で徹夜作業したあと、さらにIPアド解析を徹夜作業でといった無茶がたたって、健康上は不整脈と心筋症に悩まされることになりましたが、それはそれとして、この「架け橋サイト」が果たすべき役割とか、使命といった事柄について明確な目標が得られたことは望外の成果だったという気がしております。

IPアドレスだけで6万社ということは、全数では20数万社に達するという意味でしょう。こんな多数のご期待に応えるために何をするのか、それが5年目からの本紙の大事な役目だろうと考えております。

段ボール事報社 代表 亘理 昭