特大


業界フラッシュ

ホーム > 業界フラッシュ > 紙パルプ生産が大幅増、洋紙系20数%増

紙パルプ生産が大幅増、洋紙系20数%増 2010-03-30(第1051号)

経産省2月速報経産省2月速報

紙パルプ各品種の22年2月速報値が3月30日、経済産業省から別表のように発表された。それによると、製紙用パルプが前年比26.3%増、塗工印刷用紙25.6%増、情報用紙20.0%増、包装用紙39.5%増など、前年同期に特に激甚な需要縮小に見舞われた品種が大幅な反発を見せ、落ち込みの少なかった段ボールシートは5.7%増と1ケタの増加。そうした中で、段ボール原紙は11.3%増と2ケタ増加となっており、これには春需要期の接近で段ボール工場在庫の拡大の流れが浮かんできたとも見られる。

最近2年間で紙/板紙の需要量・生産量は500万t減少、うち紙が336万t、板紙が163万七千tの減少となっている。これにより、平成19年の紙・板紙合計生産量3,126万5千tが、21年には2,626万7千tまで縮小したが、このままでは日本の紙パルプ産業が壊滅状態と危惧されていたところで、2月に20%〜30%の増加という知らせだから、真暗闇の中で少しは愁眉が開かれる状況となってきた。

原材料のパルプが先行、それと包装用紙の急回復が象徴的となっている。