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中国製紙産業が調整段階 2010-06-15(第1056号)

貿易統計貿易統計

財務省が5月31日発表した平成22年4月の貿易統計(確報)によれば、同月の段ボール古紙及びその他の合計古紙輸出は45万6,370tで、前年比19.0%の減少となった。

これは前年4月に50万8千tに達した中国向け輸出が今年4月は36万8千tと約14万t、27.5%の減少となったのが最大の理由で、1〜4月の累計で見ても、中国向け輸出量は前年比で18%減と、古紙輸出全体の8.4%減に比べ縮小が目立っており、2009年の中国向け輸出の急拡大(前年比43.3%増)から一転、中国製紙産業が全体として調整段階を迎えた印象となっている。

なお、日本からの古紙輸出量は2007年の384万t、08年の349万tから、09年は一挙に491万tへと前年を85万t上回る過去最高記録となったが、うち中国向けが419万tと輸出量全体の85.3%を占め、また中国向けの同年の増加分だけで126万tで、その他諸国向けは41万tの減少となっている。