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王子製紙は小幅増収、大幅増益に 2010-08-15(第1060号)

王子製紙では7月30日、平成23年3月期第1四半期の連結業績をまとめ発表した。それによると、同期の売上高は2,863億9,700万円(前年同期2,804億9,800万円)で、前年同期比1.1%の増収に止まったものの、営業利益は162億2,700万円で同24.8%増、経常利益は153億7,300万円で同39.0%の増となり、当四半期の純利益は83億6,100万円、同44.1%増と、前期決算をさらに上回る大幅な増益決算となった。

これについて、王子製紙では「需要に見合った生産体制への移行などにより、固定費を中心としたコストを大幅に削減した」としており、各製品別の販売状況については次のように発表している。

[一般洋紙]
新聞用紙は新聞各社の部数・ページ数減少により若干減少、輸出も減少。印刷用紙は出版・商業印刷等の需要減により塗工紙を中心に低調だが、輸出は中国・南通プロジェクトのプレセール実施により増加した。
[包装用紙]
国内・輸出とも景気回復による需要の回復で増加。
[板紙]
段ボール原紙の販売は天候不順の影響により青果物需要が落ち込んだものの、工業製品需要に回復傾向があったため、前年同期並みとなった。
[段ボール]
天候不順の影響があったものの、電機向けなどの回復により微増となった。
[その他]
雑種紙は国内・輸出とも微、衛生用紙は減少。