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王子製紙2四半期決算 2010-10-30(第1065号)

2010年度2Q累計 連結業績2010年度2Q累計 連結業績 2010年度通期 連結業績予想2010年度通期 連結業績予想

王子製紙では11月1日、平成23年3月期第2四半期(平成22年4月1日〜9月30日)の連結業績を発表した。それによると、同期の売上高は5,717億3,500万円(前年5,709億4千万円)で、前年同期比0.1%の増収、営業利益は2.3%減の308億400万円(同305億3,700万円)だが、経常利益は275億2,500万円(同248億3,800万円)と10.8%の増益に、この結果、四半期純利益は133億2,500万円(同89億5,400万円)と48.8%の増益となっている。

当第2四半期の為替レートは89円で、前年の95.5円に比べ6.5円の円高。期中の営業利益・経常利益の増減益分析の主な内訳は左表の通り、販売価格ダウンによる減益が83億円、販売数量差による部分が3億円、合計86億の減益要因に対して、原燃料価格差が差引減益額で7億にとどまったことと、固定費削減、効率化、減価償却減のコストダウンが計93億に達したことから、営業利益ベースでは7億円の減益にとどまり、営業外損益では、ブラジルの子会社セニブラなどのパルプ事業が持ち直したことによる59億の増益などが寄与して、営業外損益で34億の増益となり、この結果、経常利益面では前期比27億円増の275億円となった。

更に、2010年度通期の連結業績予想は、売上高1兆2,000億円、営業利益700億、経常利益600億の予想で、当期純利益は前期比31億増の280億となっている。

増減益額の主な内訳は別表の通り。特に家庭紙などの販売・市況要因による減益額が148億円と大きくこれに原燃料価格差の減益56億が加わるのに対して、コストダウン196億、海外パルプ事業の増益74億がカバーする内容となった。