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紙・板紙需給、回復つづく 2011-01-30(第1071号)

紙・板紙需給速報紙・板紙需給速報

日本製紙連合会ではこのほど平成22年12月及び22年1-12月累計の紙・板紙需給速報をまとめ発表した。それによると、12月の紙・板紙の国内出荷は前年同月比0.2%増、うち紙が1.2%減で前月のプラスから再び減少、板紙は2.3%増と2カ月連続のプラス。主要品種別には紙は塗工紙、情報用紙を除き全てマイナスとなっている。これを1-12月の累計でみると、紙は前年比1.0%増と回復が緒についたばかりの印象に対して、板紙は段ボール原紙の4.6%増を軸に、合計でも4.5%増と、紙との差を広げている。

日本製紙連合会の発表によると、平成22年12月の印刷・情報用紙の国内出荷量は前年比0.8%減で、これは非塗工分野(上級印刷紙)の前年の特需(保険法改正関連)の反動減が影響したことと、輸出の減少もあって、主力の塗工紙を中心に3カ月連続のマイナスとなっている。但し、22年1-12月の印刷情報用紙の国内出荷は0.3%増とプラスで、これは情報用紙の2.4%増が中心となっている。

紙の輸出は前年比7.1%減で新聞用紙を中心にアジア向けの減少により4カ月連続の減少(但し年間では110万t、39%増)。一方、板紙は倍増、量的には少量だが、段ボール原紙を主体にアジア向けの増加で14カ月連続プラスとなった。年間を通じ、紙は情報用紙と包装用紙の増加が中心で、特に包装用紙が前年比9.9%増となっている。