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「異次元の世界に住んでいる」 2011-02-28(第1073号)

▼エジプトの長期独裁政権が思い掛けずアッという間に倒れてしまったと思ったら、最も強硬で知られるリビアのカダフィ政権も揺らいで、あとがない情勢。というより北アフリカの幾つものイスラム政権が連鎖的な危機的状況に陥って来ている様子である。

▼原因はというと、インターネットだというから同じインターネットで苦労している本紙としても誠に関心が深いわけで、一体、そのフェースブックとはなんぞやと、まずはひそかにコンピュータ辞書で勉強を始めた次第。

▼すると、そもそもの始まりは底抜けに明るいアメリカンボーイズ&ガールズの大学クラブでのデート用だったらしいということ。そうか、それでフェースのブックかと気が付いたが、「顔」はビジネスで一番大事なものだから、待てよ、それはわが段ボール産業における段ネットでも最重要のテーマになりそうだと改めて考え込んだ次第。段ネットの活躍の場が、どんどん広がりそうな予感がするところです。

▼それはともかく、インターネットの威力は凄いもの。エジプトのムバラク政権も、リビアのカダフィ政権も、ほかの手段では倒れなかったはず。

▼わが段ボール産業でもインターネットなかりせば、ユーザー産業とのコミュニケーションを完全な形で得ることは難しかったはずだから、コミュニケーションの流れそのものこそ違え、エジプトもリビアも、わが段ボールも、コミュニケーションでは同じとなりそう。

▼そこで、更に大事なことは積み上げること。すでに得られたことでもういいと考えるのではなく一段、一段とさらに上に積み上げて行く努力。それが大切なのだろう。

▼なぜなら、インターネット世界は空気のようなもの。手で触って確かめられるものではない。いうなら、我々は昔と違った異次元の世界に住み始めたようなのだから。