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平成22年130億m2、前年比3.5%増加 2011-02-28(第1073剛)

四半期別の段ボール生産推移四半期別の段ボール生産推移

平成22年の段ボール生産が130億6,578万7千m2、前年比3.5%増となった。前年が前々年に対して6.9%の減少だったから、リーマン・ショックの年、平成20年に対してほぼ半分の回復割合となっている。これを四半期別にみると、前年に11.0%もの落ち込みとなった第1四半期が6.8%増と反動増をみせたあと、第2-第3四半期は3%台の回復。そしてエコカー、エコポイント減税など景気対策の期限切れなどもあって回復に陰りが出始めた第4四半期は1.6%増まで縮小という経過だった。

つづく平成23年1月の段ボール生産(速報)はこのほど9億2,864万8千m2、前年比4.2%増と発表された。平成20年1月比ではまだ1.7%ほどのマイナスが残るが、国民の消費生活に密着した必需素材として今後も着実な回復が続くことは疑いない。

平成22年の需要部門別の動きの中で最も変動の大きかったのが電機・機械だったが、年間を通じては9.6%増の7億7,800万m2と、およそ7千万m2の回復となった。ピークの平成19年が8億8千万m2、20年が8億2,500万m2だから、一般にイメージされている以上の、かなりパワフルな復元力となっている。

主柱の加工食品は夏場の猛暑効果で飲料関係などが大きく伸びて2.1%増となり、全需要に占めるシェアが40.9%と2年連続で40%台を越えた。食料品の合計では57.4%と60%目前。ただ、近年は青果物の勢いがやや衰えており、平成22年も1.9%減と3年連続のマイナスとなった。

そうした中でも特筆されるのが、3年目に入った市場の安定性となっている。