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日本列島の再建は 2011-03-30(第1075号)

平成23年1月の段ボール生産速報が前年比2.4%増と発表された。新年はリーマン・ショック後の痕跡を拭い去った形で、マイルドな伸長ペースでスタートした。そして、2月も2%台半ばの増加だったと予想されるが、3月11日、日本列島を襲った千年に一度の東北関東大震災と、三陸地方一帯を文字通り破壊し尽くした巨大津波で日本経済がしばしマヒ状態に陥ったため、3月はどれほどのマイナスかの目測すら困難な状況。ただ、以後は特に日用生活物資の調達が列島の隅々まで広がり民間需要が急拡大の経過となった。

本来なら、1カ月以内にも復興需要の気配が非被災地域ともいうべき中日本、西日本、南日本の各地域に広がってくる経済パターンだが、ユーザー産業、特に自動車、家電業界などの先端・ハイテク産業界が適地分散立地型に高度化したため、東北・北関東の部品がないと中日本・西日本の工場もマヒしてしまう構図も浮かんでおり、さらに福島原発、計画停電という隘路が大きく浮かんできた。

とはいえ、これまであって当然だった日常生活物資へのニーズが被災者支援の大きな流れの中で急拡大してくることも必至。段ボール産業の役割も大きい。