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王子製紙3月決算発表 2011-05-15(第1078号)

王子製紙決算王子製紙決算

王子製紙では5月12日、平成23年3月期の連結業績をまとめ発表した。
それによると同期の売上高は1兆1,801億3,100万円(前期比2.9%増)、営業利益は654億4,100万円(同11.2%減)、経常利益が602億4,500万円(6.9%減)となり、この結果、純利益は246億1,900万円(1.1%減)と増収減益決算となった。

各事業別には、板紙では段ボール原紙が天候不順の影響により青果物向けが減少したものの、工業製品・飲料関係の出荷が堅調だったため微増。白板紙は高級白板紙・白ボールが微減。一般洋紙では新聞用紙が国内・輸出とも減少、印刷用紙は塗工紙を中心に国内は低調だったが、輸出がアジア向けに増加となった。

また、紙加工製品事業では段ボールの販売が、天候不順の影響により青果物向けは減少したものの、夏場の猛暑の影響により飲料関係が増加、電機向けの回復により微増となった。更に、衛生用紙の販売はティッシュペーパー、トイレットロールとも減少、子供用パンツ型が増加した。

なお、次期予想については、紙の国内需要の大幅回復が見込めない中、原燃料価格が上昇傾向にあり、外部環境が厳しい中で中国南通プロジェクトをはじめアジア需要の取り込みにより連結売上高1兆2,500億、営業利益620億、経常利益570億、純利益280億と予想している。