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「5円値下げ時の記録が貴重に」 2011-07-20(第1082号)

▼7月15日が業界の一大行事、全段連セミナーの当日で、しかも今年は業界100周年にも因んだ「産業安全運動100年記念」のセミナーということで、その100年に一度を取り込まなければと、今号の発行予定を変更、7月20日号としました。ご了承下さい。

▼そのため18日の午前3時は新聞製作中。ちょうど「なでしこジャパン」が米国チームと熱戦を繰り広げているところでしたが、0対0のまま前半戦終了のところで、とうとうダウンして寝てしまって、朝7時に目を覚ましたら、なんと日本チームがPK戦の末に金メダルという大朗報。文字通り「頑張れ、ニッポン」で元気をもらいました。

▼ところで、このところずっと何か忘れ物をしているような気がしておりました。そこに届いたのが王子製紙からの高級白板紙・クラフト紙値上げの公式発表。忘れ物が何だったかをはっきり思い出しました。

▼段ボール原紙と、同時に段ボール製品の値上げ問題です。過去50年間、それがまるで主な仕事であるかのように書き続けてきた値上げ問題と、すっぱり縁を切ったような最近2年間でした。なにか忘れ物をしているような気もするはずでした。

▼段ボール製品価格はいま決して不採算状態とは思えないから、値上げの必要もないのだけれど、原材料の段ボール原紙が製紙全体と並んで原燃料高に追い込まれている。その原紙が段ボール製品のシートで70%、ケースで60%のコストを占めるから原紙が仮に5円上がると、平米あたり3円以上のコスト上昇となる。

▼昨年あたりから代理店を通じ盛んに申し送られてきた原紙値上げが、つまり、いよいよ現実のものとなる。となると、則段ボール値上げとなる。

▼ただ幸いが二つ。震災復興需要が段ボールには特にフォローの風となりそう。それと、前回5円の値下げ記録もあった。