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「震災から復興への重要な役割」 2011-07-30(第1083号)

▼段ボール事報サイトの有料化が7月1日から無事スタートできました。何分にも初めての作業で、戸惑うことばかりでしたが、ビジターの方々の熱いご支援のお陰でよいスタートが切れたと考えております。この欄を借りて深く御礼の言葉を申し上げる次第です。

▼さて、東日本大震災という途方もない大惨事が起こった年ですから、今年は「100年に一度」のまさに大変な年ではあるけれども、それを別においても、近年の天候はまさに異常の一語に尽きるようです。

▼一年前の7月30日号の本欄を読んでみたら、昨年は5月-6月の日本で一番快適な青葉若葉の季節が集中豪雨で至るところが大被害。それに、宮崎県では口蹄疫の発生で恐ろしいほどの数の家畜が処分された。と思ったら、7月半ばからは一転して何10年振りかの猛暑で連日35度も当たり前という日が40数日も続いた。

▼ところが、今年はどうかというと、福島原発の関係で電力が足りない、15%節電だ、木曜・金曜を休んで土日に働こうというような動きに自動車産業などがなっているのに、のろのろ台風が来た途端に猛暑はどこへやら、東京ではこの月末、エアコンなどほとんど不要の冷夏で、夜分など少し寒いくらい。天候不順を越えて本当に地球がどうにかなってしまったように思われるようです。

▼ところで、あたり一面が変調に彩られる中で、段ボールだけは堅調そのもの。特に驚かされるのが東北で、地域別段ボール生産の指数で見ると、3月の66から、4月が77に、そして5月は91.8にまで上昇している。シート出荷も同様で、3月の70から、4月が79、5月は90.5となった。

▼結局、震災からの復興で一番重要なのが物資の移動、つまり段ボールということになる。これからの段ボールへの復興需要は、全国的に2ケタ規模にもなりそうである。