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王子製紙8%増収4%増益に 2011-07-30(第1083号)

王子製紙では7月29日、平成24年3月期第1四半期連結決算(23年4-6月)をまとめ、発表した。それによると、同期の売上高は3,068億1,600万円(前年同期2,836億9,700万円)で、前年同期比8.1%の増収、営業利益は166億4,600万円(同160億2,700万円)で同3.9%の増益、経常利益は160億2,300万円(同153億7,300万円)で同4.2%の増益となり、この結果、四半期純利益は81億3,700万円(同83億6,100万円)、2.7%の減益となった。

当日発表したセグメント別の概況は下記の通り。

▽板紙=段ボール原紙の販売は、震災影響による需要減が見られたものの、震災後の在庫補充に加えて、5月以降は夏場の節電対策のための前倒し生産で飲料・加工食品関連が堅調に推移し増加となった。白板紙は高級白板紙・特種白板紙・コート白ボールとも、支援物資需要や夏場対策の前倒し需要で前年を上回った。

▽包装用紙=包装用紙の国内販売は、低調な荷動きに加えて、震災影響による需要減もあり、減少したが、輸出はアジア向け需要が堅調に推移し増加した。

▽一般洋紙=新聞用紙の国内販売は新聞各社の部数・ページ数が減少し、用紙需要は減少となり、輸出も減少した。また印刷用紙の販売は国内は震災影響等による需要減があり、塗工紙・微塗工紙を中心に低調に推移し、輸出も減少した。

▽紙加工製品=段ボールの販売は震災影響により東日本を中心に需要の落ち込みがあったが、節電対応による前倒し需要や、ユーザーの西日本への生産シフトなどにより増加となった。衛生用紙は震災直後の混乱の反動として減少したが、ティッシュペーパーはリニューアル効果で増加した。