特大


業界フラッシュ

ホーム > 業界フラッシュ > 「データの整備は済ませました」

「データの整備は済ませました」 2011-10-30(第1089号)

▼格別自慢することではありませんが、戦後はじめての段ボール業界団体「段ボール協会」が設立(昭和22年11月)された8年後の昭和30年に東京にやってきて、生活のため、業界新聞社でアルバイトをしたのが、今日までの段ボール産業とのかかわりの始まりとなりました。

▼ですから「段ボール」という言葉そのものを創られた創業者の井上貞治郎さんにも生前にお目にかかったことがあって、成り行きで、当時創刊した新聞の題号にその文字を使わせていただいたお礼を申し上げたことさえあります。

▼ということで、もう50数年も段ボール産業の記録係を続けてきているわけですが、その間、「段ボールは市況産業」というイメージが段ボール業界内はもちろん、製品納入先のユーザー業界、指導に当たる官公庁、メディア、世間一般から払拭することがなかった事情です。

▼ということは、記録係の私は、年がら年中、段ボールが上がった、下がった、年内の浸透はムリだから来年3月にもう一度出直しになるとかといった記事を延々と書き続けてきた暮らしでもあって、ところが2年半前の平成21年4月でその作業がぱったり止んで、以来2年半もの間、値上げのネの字も書かない暮らしに変わっていました。

▼ということで、こんどの値上げです。ただ、上述の「業界記録係」の立場から言わせていただくと、段ボール産業側からユーザー産業界に説明資料として提供されるべき数値情報やらこれまでの歴史的経過データなど、両サイドのコミュニケーションに必要な材料は一通り、本紙のインターネット・サイト上に整備を済ませてあります。

▼IT以前の時代には、新聞記事がよくコピーしてユーザー先に持ち込まれました。いまはパソコン、いずれスマホやタブレットもでしょうか。