特大


業界フラッシュ

ホーム > 業界フラッシュ > 10月速報1.3%増、ようやく停滞抜け出す

10月速報1.3%増、ようやく停滞抜け出す 2006-11-30(第968号)

平成18年10月の段ボール生産速報が12億2,466万m2、前年同月比1.3%の増加と発表された。

今年の段ボール生産(需要)は、昨年下期の2%台後半の推移と、景気の持続的回復への期待から、第1四半期ないし第2四半期には「3%」台への上方軌道修正も期待され、事実、5月には平成16年春以来の2年振りに3.5%増を記録したものの、ちょうどその新緑の季節以降に、長雨・日照不足の天候不順が夏いっぱいつづき、このためシーズン需要も大幅に後退、9月までの累計生産は前年同期比0.9%増と、コンマ以下にまで低下した。

この間、日本経済全体の動きも、微妙に変化、回復の基調は変わらないものの、消費の伸び悩みを軸に、"やや停滞"の足取りとなった。

段ボール生産動向は、消費経済の(1〜2カ月)先行指標。10月速報でみると、つまり、日本経済は、年央からの停滞がようやくリセットされた形で、今後、再び回復の歩みを早めてくる公算が強まった。