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円満、納得の行く交渉結果を 2007-09-15(第990号)

▼この欄で「第三次オイルショック」とか「静かなるオイルショック」とか言っていたら、現実にも昭和54年の第二次石油危機以来の"価格情勢"が目の前に浮かんできている。こんどの段ボールケースの値上げは、1円や2円ではない。これまでの原紙代の価格転嫁の遅れと、その後の原燃料価格の上昇、また、この10数年来のデフレによる落ち込みをはね返して、企業が企業として成り立つための基盤を作り直す機会だから、ただただ一生懸命「わが社だけのため」にユーザー先に説明し了解を取り付け、円満、納得の行く交渉結果を達成しなければならない。そのためには他社は他社、当社は当社と割り切った、決然とした態度が、どこの会社にも求められるようである。

▼物価が上がるときは、どこからか非難の声も上がる。それは覚悟しておく必要がある。昭和54年の前回経験を引き合いに出すと、当時も、決して自社の責任ではないコスト上昇についての製品価格転嫁を遠慮した企業は時代の流れから一歩取り残される経過となった。それと、もう一つ。ウソをつかない、便乗はしないこと。それが、いまの乱世のような時代には、何より大切なユーザー先に対する忠誠の証しにもなると思われる。

▼世の中には突然、思い掛けないことが起こる。到底叶わないユメと、つい先ごろまで信じて疑わなかった段ボールケースの値上げが、目下、浸透必至の道中にある。

▼多分、それとも関連が深いと思われるが、本紙サイトへのアクセスが、9月13日現在、8月の同日比で60数%もの増加に跳ね上がっている。このままだと、9月はアクセス総数が80万〜90万件に達することになる。

▼改めて、業界情勢について脚色した作り話をしないこと、絶対にウソをつかないことを約束して多くの、このご期待に応えたいと考えています。