特大


海外の製紙、段ボール動向

ホーム > 海外の製紙、段ボール動向 > 紙・板紙海外動向

紙・板紙海外動向 2008-02-29(第1001号)

中国生産中国生産

日中貿易日中貿易

日本紙類輸出組合では、同組合が毎月調査・発表している「紙・板紙海外動向」の特集版として、このほど「中国の紙・板紙輸出入及び生産動向」(2007年版)をまとめ、発表した。

同資料によると、中国の紙・板紙合計生産量は2001年からは3千万tを超え、2005年には5千万t、2006年6千万t、そして2007年には7千万tを超えて、2005年以降、年間1千万t規模の生産増加を示している。さらに、中国国家発展改革委員会の発表によれば、2010年までに、その生産能力を9千万tにするとの目標が立てられている。

日本の生産量との比較では、日本は2007年の紙生産量が1,919万1,899t(前年比100.7)、板紙1、2045万3,691t(同100.3)、合計で3,126万5,590tだから、2007年で中国がほぼ2.5倍の生産規模。人口比は日本の10.4倍だから、人口1人当たりでは過去10年間に日本対中国は1998年の14.7倍から07年の4.1倍へと猛烈な格差縮小となっており、これが日中のあらゆる製造業で現に生じている"地殻変動"の概況となっている。

紙・板紙の日中間の貿易対比は輸出・輸入別に下表棒グラフに示されている。日本の輸出入が300万t未満(生産量の10%)に対し、中国の輸出入はよりダイナミックで、近年は次第に輸出産業化の趨勢を辿っているのが注目されよう。