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海外の製紙、段ボール動向

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紙・板紙海外動向 2008-03-15(第1002号)

日本紙類輸出組合では、このほど2007年12月度の「紙・板紙海外動向」をまとめ、発表した。それによると、同月の中国の生産量は766万9千t、前年比18.3%の増加となり、過去最高の記録となった。また、2007年1〜12月の紙・板紙合計生産量は7,786万9千t、前年比18.1%増となっている。

【中国】
2007年12月の中国のの紙・板紙合計輸出量は38万6千t(前年比43.9%増)と、大幅な増加となった。このうち紙は、中質コート紙が4万4千t(2.2倍)、紙合計で24万7千t(16.4%増)と増加。板紙も中芯原紙が計5万5千t(約1.7倍)、板紙合計で13万9千t(2.5倍)と急増した。また、2007年1〜12月の紙・板紙合計輸出量は389万t(前年同期比38.7%増)となっている。
一方、12月の紙・板紙の合計輸入量は22万5千t(21.9%減)と大幅減少。うち、紙はコート紙が3万t(4.3%減)、紙合計で9万7千t(18.5%減)。また板紙もクラフトライナーが2万8千t(38.6%減)、板紙合計で12万8千t(24.3%減)と、いずれも大幅な減少となった。
これを加えた1〜12月の紙・板紙合計輸入量は355万4千t、前年比9.3%の減少となった。
[生産]
07年12月の紙・板紙合計生産量は766万9千t、前年比18.3%増と、10月の最高720万5千tを上回り過去最高を記録した。また、これを加えた1〜12月の紙・板紙生産合計は7,786万9千t、前年比18.1%増となった。
07年12月の内需は、紙・板紙合計で750万7千t(15.7%増)、国内自給率は102.2%となった。また、1〜12月の年間合計内需量は、紙・板紙合計で7,753万4千t、121%増、国内自給率は100.4%となった。
【米国】
07年12月の米国の紙・板紙合計輸出量は78万5千t(6.4%増)。うち、紙は塗工印刷用紙が8万4千t(33.4%増)と急増、紙合計では27万4千t(10.0%増)に、また板紙はライナーが31万4千t(8.0%増)、板紙合計では51万1千t(4.6%増)となっている。これを加えた1〜12月の紙・板紙合計輸出量は982万4千t(14.0%増)となった。
一方、12月の輸入量は紙・板紙合計で109万5千t(6.7%減)と減少。うち紙は新聞用紙が33万t(15.0%減)、紙合計は98万6千t(6.3%減)。板紙はライナーが4万1千t(1.4%増)、板紙合計11万t(10.1%減)となった。
また、1〜12月の紙・板紙合計輸入量は1,431万1千t(9.4%減)となった。
[生産]
07年12月の米国の紙・板紙合計生産高は688万1千t(0.1%減)とやや減少、うち紙は新聞用紙が36万3千t(13.4%減)、紙合計では305万4千t(2.1%減)となった。板紙はライナーが158万5千t(2.3%増)と引きつづき増加、板紙合計で382万7千t(1.6%増)となった。
【原材料輸入動向】
[中国]
12月の中国の古紙輸入量は164万8千t(9.1%減)と減少した。国別では米国からが74万6千t(4.5%減)、日本が22万1千t(28.1%減)、オランダが8万3千t(22.4%減)と減少。英国が23万5千t(8.3%増)、香港が9万9千t(8.4%増)となっている。これを合わせた1〜12月の中国の古紙輸入量は2、256万2千t(前年同期比15.0%増)となった。
また、07年12月の中国のパルプ輸入量は合計63万9千t(17.1%増)となっている。年間合計では838万7千t(前年比5.3%増)となった。
[タイ]
07年12月のタイ古紙輸入は7万7千t(1.9%減)と前年比で減少。国別では米国から1万9千t(15.1%減)、シンガポールが9千t(25.4%減)と大幅減少した。一方、日本からは2万4千t(2.2倍)と増加している。これを合わせた1〜12月のタイ古紙輸入量は101万6千t(3.2%減)となった。
また、07年12月のタイのパルプ輸入量は3万2千t(2.9%減)、1〜12月のパルプ輸入量は48万8千t(前年比3.2%増)となっている。