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海外の製紙、段ボール動向

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紙・板紙海外動向 2009-06-15(第1032号)

中国生産中国生産

原材料輸入原材料輸入

日本紙類輸出組合がこのほどまとめた「紙・板紙海外動向」2009年3月版によると、同月の中国の紙・板紙生産量が745万8千tと、北京オリンピック開幕数カ月前にあたる前年同月比で2.7%増となり、その前年の2007年12月に記録した最高生産に次ぐ史上第2位の記録となった。1月に記録的な落ち込みとなったあと、2月〜3月にV字型回復を見せており、この結果、3月の古紙輸入量も240万t、前年比4.5%増の史上最高記録。同月の日本からの古紙輸入量は43万5千t、60.8%増となっている。

【中国】
2009年3月の中国の紙・板紙合計輸出量は24万9千t(前年同月比35.6%減)と急減。うち紙合計20万7千t(27.2%)、板紙合計4万2千t(58.8%減)となった。
一方、紙・板紙合計輸入量は23万1千t(19.9%減)、うち紙はコート紙が2万8千t(23.1%減)、紙合計8万5千t(34.1%減)、板紙は中芯原紙4万7千t(31.6%減)、板紙合計で14万7千t(8.6%減)となった。
[生産]
3月の紙・板紙生産合計は745万8千tで前年同月比2.7%増と2007年12月の最高量に次ぐ高水準。うち、塗工印刷用紙は17万8千t(2.6%)となっている。3月の内需は、紙・板紙合計744万1千t、自給率は100.2%となった。
【韓国】
韓国の紙・板紙合計輸出量は23万1千t(4.3%減)と減少、そのうち、紙は新聞用紙が4万8千t(0.2%減)、紙合計で20万4千t(1.9%減)とやや減少となった。板紙は中芯原紙が合計1万7千t(28.8%減)、板紙合計で2万7千t(18.8%減)となっている。
【米国】
3月の紙・板紙合計輸出量は70万3千t(18.9%減)、うち紙は新聞用紙が4万t(24.0%減)と急減、紙合計で26万t(16.0%減)。また板紙はクラフトライナー23万9千t(25.8%減)、板紙合計で44万4千t(20.5%減)となった。一方、米国の3月の紙・板紙合計輸入量は81万3千t(29.3%減)と急減。うち紙は新聞用紙が21万9千t(38.2%減)、紙合計71万6千t(30.5%減)。また板紙は塗工白板紙が4万1千t(8.2%減)、板紙合計で9万7千t(19.3%減)となった。
[生産]
米国の3月の紙・板紙合計生産高は572万3千t(17.6%減)と大幅減少が続いた。うち紙は塗工印刷用紙が48万4千t(35.6%減)と急減、紙合計では253万4千t(17.9%減)となった。板紙はライナーが123万3千t(21.5%減)と大幅減少、板紙合計で319万t(17.3%減)となっている。
【原材料輸入】
[中国]
中国の3月の古紙輸入量は240万4千t、4.5%増と過去最高記録となった。これを国別にみると米国が92万2千t、7.6%減と減少したのに対し、日本が43万5千tで60.8%増、英国が28万t(2.0%減)、オランダが15万6千t(14.4%減)、イタリアが8万t、70.2%増となっている。3月の中国のパルプ輸入量は合計109万5千t、44.8%増と急増した。
[タイ]
3月のタイの古紙輸入量は9万1千t(6.1%減)と減少した。国別では米国からが2万8千t(8.7%減)、日本が2万8千t(4.2%減)といずれも減少。一方、シンガポールが1万1千t(10.9%増)となった。3月のタイのパルプ輸入量は3万1千t、11.8%減となっている。