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海外の製紙、段ボール動向

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紙・板紙海外動向 2009-12-28(第1045号)

中国生産中国生産

原材料輸入原材料輸入

日本紙類輸出組合では、このほど「紙・板紙海外動向」2009年10月版をまとめ発表した。それによると、同月の中国の紙・板紙生産量は845万2千t、前年比21.0%増、また同月の古紙輸入量は前年比1.9%減少の194万7千t、うち日本からの古紙輸出は22万6千t(同0.1%減)となっている。

【中国】
[生産]
2009年10月の中国の紙・板紙合計生産量は845万2千t、前年比21.0%増と、6月の最高記録に次ぐ数量となった。また、10月の内需は、紙・板紙合計841万9千t(21.5%増)となった。国内自給率は100.4%となっている。
[輸出入]
10月の中国の紙・板紙合計輸出量は27万8千t(前年比16.7%増)と大幅増加した。うち紙はコート紙が10万3千t(16.2%増)、紙合計では20万8千t(4.1%増)となり、板紙は塗工白板紙が6万6千t(98.1%増)とほぼ倍増、板紙合計では7万t(83.2%増)となっている。また、紙・板紙合計輸入量は24万5千t(1.3%減)とやや減少、うち紙はコート紙が2万4千t(12.4%減)、紙合計で9万2千t(4.1%)と増加したが、板紙は中芯原紙が合計2万6千t(37.4%減)と急減、板紙合計で15万3千t(4.3%減)となっている。

【韓国】
[生産]
10月の紙・板紙生産合計は92万8千t(3.1%減)と減少、うち紙は45万5千t(3.3%減)、板紙は47万3千t(2.8%減)となった。
[輸出入]
輸出は紙・板紙合計で24万t(28.2%増)と前年比で急増した。
うち紙はコート紙が13万2千t(13.8%増)、紙合計で20万7千t(20.7%増)となり、板紙は中芯原紙が合計1万4千t(60.5%増)、板紙合計で3万2千t(同2.1倍)とウォン安を背景に急増となっている。

【台湾】
9月の通関統計による段ボール原紙輸出量は3万9千t(8.6%減)、うちクラフトライナーは3、400t(11.5%増)、テストライナー1万8千t(3.4%減)、中芯原紙は1万7千t(16.3%減)となっている。国別では中国向けが1万5千t(29.1%減)、ベトナム6、400t(10.2%減)と減少、マレーシアは4、900t(14.9%増)となった。

【インドネシア】
8月の上級印刷用紙(非塗工・PPC用紙含む)の輸出量は17万9千tとなった。国別では、日本向け2万8千t、マレーシアが万6千t、中国1万2千t、米国1万2千tとなった。

【米国】
[生産]
米国の10月の紙・板紙合計生産高は626万5千t(6.4%減)、うち紙は塗工印刷用紙が63万1千t(5.7%減)、紙合計で272万t(8.9%減)に、また板紙はライナーが146万2千t(1.7%減)、板紙合計で354万4千t(4.3%減)となった。
[輸出入]
一方、10月の米国の紙・板紙合計輸出量は93万3千t(7.3%減)、うち紙は新聞用紙6万3千t(42.5%減)と大幅減少、紙合計では34万5千t(14.6%減)となった。また、板紙は塗工白板紙が10万4千t(6.8%減)、板紙合計では58万8千t(2.5%減)となっている。
同月の紙・板紙合計輸入量は91万3千t(15.3%減)と大幅減少、うち紙は塗工印刷用紙が13万7千t(27.9%減)、紙合計では79万8千t(16.5%減)に。板紙はテストライナー1万1千t(25.6%減)、板紙合計11万5千t(6.3%減)と、それぞれ減少した。

【カナダ】
10月のカナダの紙・板紙合計輸出量は88万1千t(15.7%減)と大幅減少、うち紙は新聞用紙が33万8千t(30.7%減)、紙合計では75万7千t(18.1%減)となった。また、板紙は合計12万4千t(1.8%増)となっている。

【原材料輸入】
[中国]
10月の中国の古紙輸入量は194万7千t(前年比1.9%減)と200万tを下回り、9カ月ぶりに減少した。これは国慶節の影響などによるもので、国別では米国からが77万6千t(12.4%減)、日本が22万6千t(0.1%減)、英国21万9千t(3.2%減)、オランダ14万6千t(3.0%増)、カナダ8万6千t(同2.2倍)となっている。一方、10月の中国のパルプ輸入量は合計107万2千t(55.5%増)と引きつづき急増を辿った

【タイ】
10月のタイの古紙輸入量は8万9千t(23.8%増)と急増。国別では日本からが4万5千t(同約22倍)、イタリア4、500t(同3.7倍)となった。一方、米国は8千t(56.7%減)、ドイツ5千t(37.9%減)と急減した。また、10月のタイのパルプ輸入量は5万6千t(21.9%増)と大幅増加している。