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海外の製紙、段ボール動向

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紙・板紙海外動向 2010-12-15(第1068号)

中国原材料輸入中国原材料輸入

日本紙類輸出組合がまとめた「紙・板紙海外動向VOL9」によれば、中国国家統計局が発表した9月の紙・板紙生産量は864万t、前年比8.2%増となった。その一方、輸出は19.8%減、輸入22.6%減と大幅減少、原料の古紙輸入が19.9%減、パルプ輸入も30.6%減とアンバランスな形になっている。

【中国】
2010年9月の中国の紙・板紙合計輸出量は28万t(前年比19.8%減)と大幅減少となった。うち紙は塗工印刷用紙が合計10万2千t(38.4%減)と4割減、紙合計では20万2千t(24.3%減)となった。一方、板紙は塗工白板紙6万7千t(8.9%減)、板紙合計7万8千t(2.7%減)となっている。同月の紙・板紙合計輸入量は22万2千t(22.6%減)、うち紙はコート紙が2万7千t(12.8%減)、紙合計9万1千t(20.1%減)となり、板紙はクラフトライナーが3万4千t(39.6%減)、板紙合計で13万1千t(24.3%減)と大幅減少した。

[生産]
2010年9月の国家統計局による紙・板紙合計生産量は864万t、前年比8.2%増と発表された。9月の内需は紙・板紙合計858万2千t(4.4%増)となった。自給率は100.7%となっている。

【韓国】
9月の韓国の紙・板紙輸出量は22万2千t(14.3%減)、うち紙は塗工印刷用紙12万5千t(10.8%減)、紙合計19万3千t(15.4%減)、板紙は中芯原紙8千t(45.3%減)、板紙合計2万9千t(6.0%減)となった。

[生産]
韓国の9月の紙・板紙生産量は87万4千t(0.3%減)、うち紙が42万8千t(1.3%増)、板紙は44万7千t(1.9%減)に。

【台湾】
2010年8月の台湾の段ボール原紙輸出は3万9千t(15.0%減)、うち、クラフトライナーは3千t(6.9%増)、テストライナー2万2千t(3.1%増)、中芯原紙は1万4千t(36.3%減)となった。国別では、中国向けが1万1千t(48.6%減)、ベトナムが1万1千t(46.3%)、マレーシアは2千900t(25.2%減)となった。

【インドネシア】
7月のインドネシアの上級印刷用紙(非塗工・PPC用紙含む)輸出量は17万t(0.3%減)となった。国別では日本向けが3万5千t(47.1%増)、UAE1万7千t(73.6%増)、マレーシアが1万t(20.6%減)となっている。

【米国】
米国の9月の紙・板紙輸出量は91万8千t(7.3%増)、うち紙は新聞用紙が6万5千t(47.4%増)と急増、紙合計では33万t(3.6%増)となった。板紙はクラフトライナーが35万4千t(8.2%増)、板紙合計では58万8千t(9.5%増)となった。一方、9月の紙・板紙輸入量は85万9千t(3.0%増)、うち紙は塗工印刷用紙が15万4千t(9.2%増)、紙合計では72万8千t(1.9%増)、板紙は塗工白板紙6万t(11.3%増)、板紙合計13万1千t(9.8%増)となった。

[生産]
米国の9月の紙・板紙合計生産高は634万8千t(3.9%増)と11カ月連続して増加、うち紙は塗工印刷用紙65万6千t(7.1%増)、紙合計では269万6千t(0.3%増)となった。また、板紙はクラフトライナーが145万8千t(1.9%増)、板紙合計365万2千t(6.8%増)となっている。

【カナダ】
2010年9月のカナダの紙・板紙輸出量は78万t(0.5%増)とやや増加、うち紙は新聞用紙が38万1千t(26.1%増)、紙合計で68万t(1.4%増)に、板紙は合計10万t(5.6%減)となっている。

【原材料輸入】

[中国]
2010年9月の中国の古紙輸入量は205万7千t(19.9%減)と前年比2割減となった。国別では米国からが95万t(5.5%減)、日本が28万4千t(15.2%減)、英国が20万6千t(13.5%減)、オランダ13万1千t(32.7%減)、香港11万5千t(6.9%増)となっている。また、9月の中国のパルプ輸入量は合計94万4千t(30.6%減)と前年比3割減となった。

[タイ]
9月のタイの古紙輸入は6万6千t(33.7%減)と大幅減少となり、国別では日本が2万1千t(39.4%増)、米国1万t(45.8%減)、シンガポール7,700t(44.0%増)、フィリピンが4,200t(82.4%増)に。また、同月のタイのパルプ輸入量は5万8千t(15.5%増)と大幅増加となった。