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第7章 段ボール箱のケアマークおよび色彩

段ボールのケアマークは、商品の生産工場から消費者の手に渡るまでの保管、輸送、荷役等、物的流通の過程において、包装貨物が受ける荷扱いに対する注意指示マークである。その目的は、ケアマークにより包装貨物が正常な水準で取扱われ、内容商品が保護されるとともに、取扱い者の安全をはかることにあり、荷扱いの注意指示喚起のマーキングである。取扱い者の注意指示を喚起するためには、目につき易く、また理解し易く、図柄でシンボル化されたものがよい。そのためには各種各様のものではなく、万国共通のものが望ましい。

日本工業規格では、包装貨物の荷扱い指示マークとして、JIS・Z-0150を制定している。産業界においては、この規格が使用され、普遍化している。このほかに危険物の表示マークがあり、J1S・Z-0151として制定されている。
(1)包装貨物の荷扱い指示マークJISに示されるケアマークの種類と、そのマークの示す指示内容は、次に示すとおりである。
(2)一般貨物の荷扱い指示マークの表示
(イ)色彩指示マークの色彩は黒を原則とし、赤色などを用いでもよい。ただし。包装の地色と識別し難い場合は、はっきりした対比をする色を用いる。また、必要な場合には、マークと地色の色彩を逆にしてもよい。
(ロ)位置指示マークは、包装表面の目につき易い位置に施す。

(3) 危険物の表示マーク
危険物に対しては、関連法規があり、包装方法から厳しい規定があり安全性を主眼としている。危険物であることを表示するもので特殊なものとして、JIS・Z-0151に定められている。
※現行の荷扱い指示マークJISZ0150は巻末資料参照(平成13年2月20日改正)。

(4)輸出包装用外装段ボール箱の表示
輸出包装に使用される段ボール箱の表示は、仕向地により異なるが、一般的に多く使用されている例を示せば次の通りである。
(イ)得意先指定のブランドマーク、
(ロ)ケースNo.、(ハ)注文番号、(ニ)商品名、コードNo.、(ホ)仕向地及び経由地、(ヘ)生産地(MadeinJapan)、(ト)重量内容品重量(N.WT)=NetWeightの略、総重量(G.WT)=GrossWeightの略、(チ)容積(MEANST.メジャーメント=寸法)才数(立方フィート)、
(リ)内容数量(CONTS.)/SETセット、PCS.個数、DOZ.ダース、GROSS.12ダース、YDS.ヤード(原反など)、(ヌ)取扱い指示=OPENHERE(ここから開け)、HANDWITHCARE(取扱注意)、NOFOOK(手かぎ無用)、DONOTDROP(落すな)、FRAGILE(われもの)UP、(上にして置け)、KEEPDRY(水濡厳禁)
(ル)品質保証マーク=米国のRule41による品質保証マークが使用されることが多い。段ボールの種類(DoubleWall)、破裂強さ(BurstingTest)、ライナ坪量、最大内積寸法、最大総質量、製造地および製造者名
以上の項目がマークに表示される。